さまざまなスポーツをされる方が、さまざまなお悩みを抱えて当院にご来院されています。一般的にスポーツをする人は健康だと言われていますが、内臓の弱っている方が多いように感じます。スポーツには肉体的疲労や怪我などがつきもので、これは避けることはできません。しかし、内臓の環境を整えることで、疲れの残らない回復力のある身体をつくることができます。
ここで一つの疑問、 どうして内臓が弱っているの?
- 激しく運動している時は、内臓を動かしている筋肉エネルギーを、骨格を動かす筋肉に使ってしまうため、内臓の血行が非常に悪くなります。
- 運動後に冷たい飲み物を飲む人が多い。
- 発汗後の冷え。
- 気温と湿度が高い時期は、水分をコントロールする内臓(心臓・腎臓)に負担がかかります。
※これらは、内蔵を冷やすことに直接関係しています。
内臓が冷えるとどうなるの?
内臓温度が下がると基礎代謝が落ちます。そして免疫力も下がります。
ちなみに内蔵温度が1度下がると、基礎代謝は約12%〜15%も下がってしまいます。だから、冷えている人はやせにくい体質になり、余分な脂肪のつきやすい身体になるのです。
簡単な流れを説明します。
運動中は内臓が冷えます。
⇒喉が乾き冷たいものを飲む。
⇒内臓が機能しにくいのに内臓に負担を強いられる。
⇒内臓が疲労する。
⇒内臓周りである腰の筋肉が過緊張。
⇒さまざまな障害がでる。
私はフルマラソン走りますが、長い時間内臓に血液が流れないので、走り終わった後に、メチャクチャ免疫力が下がるのを感じています。特に、長い時間運動する方は要注意です。
内臓温度はどうやって測るの?
手のひらで、直にお腹を触ってみてください。
片方の手を おへその上、もう片方の手を おへその下へ置いください。
どちらが温かく感じますか?
わからない場合は、手を反対にして、交互に置き換えるとわかりやすいです。
上腹部の方が冷たく感じた方、それは内臓温度が低いと言えます。
※食後2時間は胃に血液が集まっているので測れません。
どうやって内臓をケアするの?
一番の疲労回復は睡眠です。睡眠中は運動時と逆で血流は内臓に向かっています。
血流が内臓に行っている時は「副交感神経」が働いています。
この時に、内臓が温まりしっかりと疲労を取り除ければ、朝には大きく疲労は回復します。
そこで、今回は 「内臓を温めて疲労を回復させる簡単ケア」 をお伝えします。
- 寝る前に一杯のお湯を飲んでください。※熱湯ではなく、ほどほどの温度にしてくださいね。
- 布団に入って腹式呼吸を行います。
- 大きく息を吐きながら、軽くお腹をマッサージするように押してください。おへそを中心に上下左右斜方向に3回ずつ、おへそを中心に右回転で円を描くように3回。内臓をいたわるような気持ちでケアしてください。
循環の悪い臓器は動きが悪くなっていますが、毎日続けることで柔らかくなってきます。指先に触ると腸が動く感覚が分かるようになってきます。必ず、朝に疲労が回復する体に変わってきます。スポーツの記録も必ず更新します。
しかし、内臓の位置がズレている方は効果が現れにくくなります。
そんな時は、内臓をほぐして位置を修正する快腸セラピーがお勧めです。
あおぞら整体院では快腸セラピーを行っています
どんな効果がありますか?
内臓の機能が活発化すると同時に、体内の老廃物を流して細胞単位でクリーンになります。施術を受けた多くの方が、体重が落ちて、肌のくすみが消えていきます。体の変化はそれだけではなく、お通じが改善したり、冷え性やむくみが解消したり、冷えからくる腰痛や肩こりなども改善することが多く、体全体が活性化してくることを感じる方が多いようです。また、月経痛や月経不順が改善する方が多いです。思いがけなく子宝を授かった方もいらっしゃいます。
内臓を温めて健康で美しく過ごしましょう。
コメントをお書きください