身体の歪みーセルフチェックと対策方法ー日常に置ける「正しい身体の使い方」

身体の歪みは怖い

身体が歪む理由

地球上には重力があり、人間は、常に重力に引っ張られながら生活しているわけですから、誰しも、身体が少しずつ歪んでしまうのは当然のこととも言えます。

 

しかし、日常生活で自然にやっている行動には、注意が必要です。

歪みがあると、歪んだ動作が習慣化されてしまい、自然と癖となって出てきます。

 

そうなると更に歪みを悪化させてしまいます。

歪みがひどくなると肩こりや腰痛、頭痛や便秘、女性の場合は生理痛や「生理がこない」などの生理不順、不妊や流産の原因にもなります。たかが歪みと侮れません。

身体の歪みの可能性10チェック

  • 脚を組んで椅子に座ってしまう。
  • 横座りすると同じ方向に座ってしまう。
  • 脚の長さに差がある又はO脚・X脚だ。
  • 肩の高さに左右差がある。
  • 胸囲より腰周りの方が大きい。
  • お尻にお肉が付いている。
  • 下半身のむくみが気になる。
  • 便秘・下痢になりやすい。
  • 生理痛がひどい又は生理不順。
  • 不妊症

誤った運動プログラムが記憶されている

身体は、動作をプログラムとして蓄積しています。

悪い姿勢や間違った運動の癖が起こるのは、誤った(理想的でない)運動プログラムが記憶されているからです。

歪みをなくして身体を整えたい

動きの癖を改善する

根本的な改善には「正しい体の使い方」が重要なポイントです。

簡単に言ってしまうと、悪い癖を直す方法はただ一つ。

正しい姿勢や動作を意識的に続けることです。

日常における正しい姿勢、動作

「正しい身体の使い方」を意識して過ごしている方はどれくらいいるでしょうか?

  • 椅子に座る時はバックやタオルを膝の上に置くなどして、足を組めないようにする。
  • 横座り(両足を左右どちらかにずらして座る)をしない。
  • 厚めのクッションをお尻の下に敷いて座り、両足をまっすぐ伸ばします。「横座り」「体育座り」をしない。
  • 椅子に座るとき浅く座らず、骨盤をまっすぐ立てるように座る。
  • テレビを見るときは頬杖をつかない。
  • 誰かと歩く場合には、同じほうにばかり立たない。

  • 歩く時は、両足先をまっすぐ前方に向けて歩く。
  • かばんを持ったり、肩からかける時には、両方の手・肩で交互に持つ。
  • スポーツの場合も、逆の動きもやってみる。など

軽いものなら、上記のようなクセを気をつけるだけで改善することもあります。

しかし、すでにゆがみが重なっている状態ではなかなかその通りに出来ません。

出来たとしても、それだけでは歪みは治らない状態になっていることが多いです。

すでに、このような状態の場合はメンテナンスが必要です。

良い状態を維持していくためには

人間より寿命に短い車でさえ、良い状態で長く乗るために定期的にメンテナンスをします。

あなたの身体が、良い状態で快適な生活を送るためには、定期的にメンテナンスを受けることで、今より良い状態をしっかり作り上げて、あなたの身体に定着させることが出来ます。

 

身体を歪ませてしまう動作を出来るだけ避け、歪みを直す整体やエクササイズを日常生活に取り入れてみましょう